病棟の特徴と役割

西４階病棟は地域包括ケア病棟です。内科・消化器内科・整形外科・皮膚科の急性期治療を終えた患者さまが、退院後の療養生活を安心して送れるように準備、支援しています。

自宅や施設など、住み慣れた場所へ戻り生活ができるようにリハビリや栄養管理、内服管理、生活指導を行っています。患者さまの持てる力を引き出せるように理学療法士と協働し、車いすに移乗する時間を増やしたり、言語聴覚士と協力し、安全に口から食べられるように訓練をしています。できる限り患者さまやご家族さまの希望に添えるようにケアをしています。

病気が治ることだけがゴールではなく、住み慣れた生活の場に戻るために、患者さまやご家族さまが持つ不安や心配事に目を向け、ケースワーカーと一緒に退院支援を行っています。

インスリンやストーマ管理、褥瘡管理が退院後も必要になった場合も入院中に患者さまやご家族さまに指導を行い、安心して自宅でも処置ができるようにしています。また、必要時は訪問看護ステーションなどと連携し在宅療養が心配なく遅れるよう支援しています。

 

働く魅力

回復期から慢性期の患者さまが多く、幅広い看護が学べます。

急性期病棟より入院期間が長くじっくりと患者様と関わることができ、患者さまの生活の幅を広げるための看護ができます。

院内の多職種だけではなく、院外の様々な職種の方との連携があり、退院支援、退院調整について学ぶことができます。

スタッフみんなで日々の看護を振り返り、患者さまの持てる力を引き出し看護ができるように学習しています。またスキルアップができるよう積極的に研修参加をサポートしています。