病棟の特徴と役割
東４階は周産期センターの病棟です。
周産期センターは産婦人科外来と病棟、NICUの3つのユニットからなります。
産科は地域周産期母子医療センターとして機能し、正常妊娠に加え妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、胎児発育不全、切迫早産といったハイリスク妊娠の管理を実施しています。無痛分娩も行っており、初産婦、経産婦ともに産婦人科医と麻酔科医、助産師が連携しながら、計画的に、かつ安全性を担保しながら産み育てる女性のニーズに応えています。ベビーの出生後は小児科医と協働し、生後の経過が順調となるよう支援しています。24時間母児同室や母乳育児支援を通し、女性の希望や思いに寄り添った関わりを心がけています。
婦人科では婦人科手術や検査、月経困難症や骨盤臓器脱など幅広い年齢層の女性を対象にしています。
NICUでは早産で生まれたベビーや呼吸管理などが必要なベビーへの集中治療を実施しています。ディベロップメンタルケアやファミリーセンタードケアを取り入れ、ベビーの成長発達や家族の愛着形成を大切にした支援を行っています。
働く魅力
産婦人科外来と病棟、NICUがひとつの部署として機能しており、妊娠中から産後までの母子や婦人科を対象とした幅広い看護実践を積むことができます。外来受診時から退院後のフォローアップまで同じ部署のメンバーでケアを担うため、横の繋がりが強化され、スムーズな継続看護が可能です。
また、産婦人科医や小児科医と看護職とがカンファレンスを定期的に実施し、チームで同じ目標を持ち支援する体制を整えています。ベッドサイドでの看護実践に加え、マタニティクラスや無痛分娩教室、SNSなど助産師・看護師主導で情報発信する機会が多く、周産期領域の専門職としての知識や技術を高めることができます。
各室の写真ギャラリー
分娩室
新生児室
診察室
NICU
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