学びたいという気持ちがあるなら、飛び込んでみましょう

専門看護師(感染対策室)

 

看護師を目指したきっかけは何ですか?

高校卒業後は文学部に進学しました。確かに興味のある分野だったのですが、なかなか勉強に身が入らず悩んだ末、もっと明確な目標に向かえる勉強の方が向いているかもしれない、資格を目指したい! と思いました。

そこで看護を選んだのは、親族が医療機関勤務だったりして、身近に感じていたからかもしれません。

 

現在の配属部署と業務内容を教えてください。

感染対策室で、専従の感染管理看護師(ICN)として勤務しています。

主に病院全体の感染管理にかかわっていて、感染症の発生状況などについてデータをまとめたり、院内をラウンドして環境整備の確認をしたり、職員向けの研修をしたりと、多岐にわたる仕事をしています。

 

 

阪南中央病院で働く魅力、やりがいは?

当院は、規模は大きくありませんが、新生児期から終末期までさまざまな方が受診・入院されます。対象によって必要な感染対策が異なる場合もあるため、常に新しいエビデンスを探しつつ、多職種で相談しながら、当院に合った方法を模索しています。そうした取り組みが形になったとき、やりがいを感じます。

 

専門看護師の資格を取得するまでの道のりを教えてください。

私は新卒で助産師として当院に就職しました。勤務を続けるうち、病棟内の感染管理リンクナースを何年か経験し、師長から感染管理の資格取得について声をかけられるようになりました。以前から漠然と大学院進学への憧れがあったことと、夫がリモートワークとなり家庭の状況としてもタイミングがよかったので、休職して進学することに決めました。

2年間の課程を無事修了し、職場復帰時から感染対策室に配属となりました。

 

どのような場面で専門知識を活かしていますか?

普段の業務のほとんどが専門的な知識が必要な内容です。たとえば、病棟や外来での感染症への具体的な対策の相談を受ける、カルテ記録を感染症の治療・看護という視点でみて必要なら意見する、各種サーベイランスデータを適切に収集・分析してフィードバックする、職員に向けた院内研修を企画・実施する、地域の他施設と合同でカンファレンスを行う、などです。

 

普段のお休みはどのように過ごしていますか?

・学生時代から合唱を続けていて、毎年夏にライブをしています。

・ここ十年ほど、フィギュアスケートをよく見に行っています。今年はオリンピックイヤーなので楽しみです。

・家ではよく編み物をしています。最近はときどき拡大鏡が必要になってしまって哀しい……。

 

ー キャリアアップを考えている看護師に向けてのメッセージ ー

看護師という資格はかなり汎用性が高く、ケアを行う現場もさまざまです。

ひと口にキャリアアップと言っても、私のように助産師から感染症看護へという道もあったりします。いま自分がしている看護を突き詰めるのもよいし、関連はあるけれども視点の違う分野を学ぶことも、あなた独自の強みになります。

いずれにせよ、現場での経験があるからこそ、進学した後の勉強や研究はより実感を伴ったものになると思います。学びたいという気持ちがあるなら、飛び込んでみましょう。上司にそういった相談はしやすい職場だと思います。